初心者のドライフラワー日記 Dry Flower Diary'

2020年 1月 の投稿一覧

ドライフラワーに興味を持ったきっかけと作品のご紹介(ご挨拶)

初めまして。ひろみぐもんと申します。

2018年頃から、ドライフラワーを使用したスワッグやリース、ボードアレンジなどを趣味で作成してます。
以前から部屋に花を飾ることを習慣としていて、週に1度、予算1,000円くらいでお花を購入して自宅に飾っていました。
そのうち「この花はドライフラワーにできるかも?」と思い始め、ドライになりそうなものだけを抜いて「ハンギング方法」で乾かしてみました。
こうして徐々に作り貯めていったドライフラワーを束ねて楽しんでいるうちに、本格的にドライフラワーに興味が移っていったのがきっかけでした。




花材は、「シリカゲル方法」や「ハンギング方法」などで自作したものに加え、お店やネットショップから購入したものも使用します。
全てを自作で賄えたらそれに越したことはないのですが、一般の花屋さんで購入出来る花材は種類が限られます。専門店ならではのモノをプラスすると作品が一気に華やかになるので、プロに力を借りられるところは借りて作品のバランスをとっています。

ワイルドフラワーを贅沢に使用したスワッグ

上の写真は、丈の長いものから順番に、長いの短いの…を交互に繰り返し配置していき、全体的なバランスを見ながらポイントにしたい部分にインパクトのある花材を入れていきました。
7割程度はハンギング方法で自作したものですが、一番手前の白い羊の角のようなシープホーン、その右隣りと後方にある赤い色が目につくプロテアロビン、一番後方にあるフワフワした尻尾のようなテールリードはお店で購入したものです。
1度では上手くバランスが取れないので、少しずつ手直しをしていきながら完成させました。

「こんなのを作ってみたい」と思ったらまずネットで検索してたくさん探します。ゆっくりじっくり作業方法を学びたい場合は専門誌、ダイレクトに先生から教えてもらえるワークショップなどに参加すると良い刺激を受けます。
方法は色々ありますので、これから始めようと考えてらっしゃる方はぜひ「たくさんの作品を見て目を肥やす」ことをオススメします。

ドライフラワーの活け方
  • ドライフラワーの活け方 (植物生活BOOKS)

このブログでは、フレッシュなお花をドライにする工程や、リースやスワッグの制作工程をお伝えしてまいります。
「私にも出来そう!」なんて思っていただいたり、ご参考にしていただけたら幸いです。
たまにイベントやワークショップに参加したご報告も交えてお届けできたらと思います。
 

ざっくりですが、今までの作品を簡単な説明付きでご紹介します。

ネイティブフラワーとミモザのスワッグ

ネイティブフラワーとミモザのスワッグ。行きつけのカフェのオーナー様からご依頼いただき、店内に飾らせていただいてます。
オーダーを頂いた際「黄色が入ったほうがいい」というリクエストがありましたので、ミモザを入れて、お店の雰囲気に合うようなかっこいいイメージで作らせていただきました。
時期的に周辺の花屋でミモザの取り扱いがなく、ネットなどでかき集めました。アカツルがたまたま綺麗にクルンと輪を描いてくれて味が出て助かりました。ツルを使いこなせるようになるのは、まだまだ先の話になりそうです。
引き渡しの際、急に自信がなくなり逃げ帰ってしまいましたが、今では「結構良く出来たかも?」とお店へ行くたびに思ってしまう図々しさ…。
 

グリセリン液を吸わせた薔薇の葉っぱ

希釈したグリセリン液を吸わせた薔薇の葉っぱです。画像のようにグリセリン液が滲み出してきたら成功の合図で、その後、ハンギング方法でドライにします。いつ葉っぱからグリセリン液が滲み出してくるのか、ちょっとした理科の研究のようで毎日ドキドキでした。
滲み出るまえに花びらが散ってしまったものもありました。高価な薔薇だったのでとてもショックでしたが、失敗は成功の元!比較的小ぶりな薔薇の方が、首もうなだれずに成功しやすいことがわかりました。
 

グリセリン液を吸わせドライにした薔薇

前述のグリセリン液を吸わせ、ハンギング方法でドライにした薔薇です。水だけを使ってドライにしたものよりも縮みが少なく、花がふっくらとしています。
グリセリン液を使ったハンギング方法はとても面倒ですし、日にちもコストもかかりますのでメリットがない印象ですが、水だけを使ってドライにしたものではこのふっくら感は出せません。
大切な人へのプレゼントだったり、時間に余裕があって、より華やかなドライフラワーに挑戦したい方にオススメです。
 

薔薇とラナンキュラス(ポンポンミグノン)をメインにしたリース

シリカゲルでドライにした薔薇とラナンキュラス(ポンポンミグノン)をメインにしたリース。こちらの薔薇はシリカゲルでドライにしたものです。
ベースのアナベル(あじさい)はネットショップで購入したものですが、とても発色が良く、リースのイメージが華やかになりました。薔薇とラナンキュラスは花部分だけ切り落としてドライフラワー用のシリカゲル剤に埋めて4〜5日で出来上がります。
ラナンキュラスは薔薇のように花びらが薄く、数も多いので、シリカゲルドライの成功率がとても高い花です。生花の時とほぼ変わらない見た目とボリュームに仕上げられるので、とてもオススメです。
 

シリカゲルでドライにしたアネモネ

シリカゲルでドライにしたアネモネをメインに、ハンギング方法でドライにしたスターチスを敷き詰めたリース。アネモネがこんなに綺麗にドライになるとは!と驚きました。
ただ、花びら上に生えている産毛がシリカゲルをキャッチしてしまったので、筆の先を使用して丁寧にシリカゲルを取り除きました。(ちょっとした遺跡の発掘気分でした。)
 

薔薇をふんだんに使ったリース

ほとんど見えなくなってますが、スモークツリーでフカフカしたベースに薔薇を盛りだくさん使って、濃淡のバランスを見ながら華やかで格好良く仕上げたリース。
薔薇はシリカゲルドライとハンギングドライで自作したもの、ネットで購入したものと様々です。仕上がりの違う薔薇が混ざり合って、良い変化を生み出せたような気がします。
 

プリザーブドフラワーのフラワーボールガーランド

参加したワークショップで作った、プリザーブドフラワーのフラワーボールガーランド。
高い場所に引っ掛けて飾るので、下から覗いてバランスよく見えるよう球体に配置していくのがとても難しく、フラワーボールの作成だけで力尽きてガーランドにまでは色々といき届きませんでした。
写真は家にある素材を追加しております。自分のセンスのなさに途中でリタイヤしたいくらいでしたが、部屋に飾ってみると見栄えがよく大満足です。

2018年から始めた初心者なので、ブログの記事が増えるにつれて技術も向上していけるといいなぁ。
これまではワークショップへ参加する機会がとても少なかったので、刺激や正しい知識を得るためにも、今後はもう少し参加出来るようにしたいなあと思っています。

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