初心者のドライフラワー日記 Dry Flower Diary'

ドライフラワーを使ったウェディング用の装花やお祝い用ブーケ

最近はウェディングでも、ドライフラワーを使った装花やブーケが流行しています。
ドライフラワーは1年ほど持つので、使用後にも記念として部屋に飾ることができるのが人気の理由の1つと言えるようです。

私も昨年10月、友人の結婚式に使用する装花を作らせていただきました。

一番大きなブーケに使用したものは、キングプロテアホワイト、プロテアヴィーナス、青い薔薇、タタリカ、かすみ草、フィリカ、ユーカリ、パンパスグラスなど。小さめのブーケにも使用した「青い薔薇」は花言葉で「夢かなう」。友人の夢がかなったことを祝う気持ち、ウェルカムスペースの絨毯が紫であること、そして友人からの「落ち着いた感じがいい」との意見も考慮し、高貴な雰囲気も持ち合わせた青い薔薇を使用しました。
プレッシャーはありましたが、友人の門出の日にこのようなカタチで携わることができたので、とても嬉しく楽しくできました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
 

学生時代にお世話になった先生が還暦を迎えた記念に開催された祝賀会用に作ったブーケです。
キングプロテア、赤や黄色に染めたススキ、赤い薔薇、鶏頭、とうがらし、プロテアヴィーナスなどを使用しています。還暦なので「赤」をメインカラーに、「まだまだお若い先生にいつまでも活発でお元気でいてもらえますように」という気持ちをこめて元気が出るようなイメージで作らせていただきました。
残念ながら私は会にお伺いすることができませんでしたが、嬉しそうに受け取っている写真を送ってくださったり、お礼のメールやお葉書、菓子折りまでいただきました。幹事の先輩に思い切って「作らせてください!」と立候補して良かったと思いました。




 

喫茶店ダイジングー』様のオーナーより「キングプロテアが入ったスワッグ」をオーダーいただき、作成したものです。
一番右上にある大きくてアンティーク色の紫陽花が目に飛び込んできます。真ん中で存在感を出しているのがキングプロテアです。左側にチラッと見えるふわふわした紫色のものがスモークツリー、その下の方にあるトゲトゲしているのがグレビレアアイバンホー。一番下にある白い猫の尻尾のようなのがテールリード、ミントフラワーやハイブリッドスターチス、ウーリーブッシュなど結構たくさんの花材を使用しております。
お店は天井が高く、(天井の)一面にたくさんのドライフラワーが飾られております。私の作品もその中の一部となり、今でもお店のインテリアとして吊るされています。

DILLY KELLY / 喫茶店ダイジングー (ウェブサイト)

行きつけの花屋さんから大量のローダンセを譲っていただいたので、赤蔓(あかつる)を巻いて変形リースを作成し、スターチスや芍薬、アーティチョークなどピンクの花材を使ってリースをつくり、蜂の巣のような蓮の実を真ん中に配置してアクセントにしてみました。同時に同じ花材でスワッグも作りました。
後日、左側のリースが「喫茶店の常連さんにねだられて取られちゃった」と伺いました。

手前に寝かせて置いてあるのが「カフェ・カリプコ」様の開店祝い用のスワッグです。
スワッグの真ん中に見える茶色い大きな葉はマグノリア(泰山木-たいさんぼく-)という花材で、花言葉は「前途洋々」。前向きで希望があり、開店祝いなどお祝い事にふさわしい花言葉なので選びました。
その他にもキングプロテアやユーカリ、ワイルドフラワーを数種類使用して、美しさのなかに強さを感じられるようなスワッグに仕上げました。

バンクシア2種で作ったオブジェを別角度から撮ったものです。ギザギザの葉を生やしたのが通常のバンクシアで、右奥のカピバラっぽいたわしのようなものもバンクシアの一種です。同じバンクシアでも、種類によって全然違います。
手前のふわふわしたものがスモークツリーです。たわしのようなバンクシアの上にあるオレンジ色の花がひまわり、一見食虫植物のように見えるのがウバの花です。個性的なものを使用しましたがバランスよく作れたと思いました。
委託で販売用の商品としてお預けしましたが、すぐに買い手がついたので嬉しかったです。

開店祝い用スワッグは、お渡しの日が来るまで『喫茶店ダイジングー』様の店舗の壁に飾っていただきました。それ以外のスワッグやリースは、委託販売品としてお預けしたものです。

続きまして、オーダースワッグとリースです。

こちらも「カフェ・カリプコ」様の開店祝い用にご用意させていただいたスワッグとリースです。
自作したリースベースを使い、初のハーフリースに挑戦しました。見よう見まねで制作しましたが、青系の花材を中心にきれいに仕上がりました。
ハーフリースとは、名前の通り、リースの半分にだけ花や葉などを装飾したリースのことです。装飾しない部分にリボンを巻いたりアレンジは様々ですが、ウェディングで新婦が持ったりすることもあります。

リースの作り方はまた改めて別の記事でご紹介させていただきたいと思います。
作り方の動画にもチャレンジしようとも思っておりますので、気長にお待ちいただければと思います。

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