2019年5月11日、『ギャラリー&レンタルスペース 林檎の木』で行われた、フローリストのMickey先生(@florist.flyers)によるフラワーアレンジメントのワークショップに参加してまいりました。
・ギャラリー&レンタルスペース 林檎の木 (ウェブサイト)
Mickey先生にフラワーアレンジメントを教わりながら、作った作品をお母さんに贈るという、自分も楽しめてお母さんにも喜んでもらえる企画のワークショップでした。
しかもフラワーアレンジメントのあとに、同時に開催されていたベルリンの革職人・井下田祥子さんによる、イタリアンレザーを使用したネームタグのプチワークショップも併せて参加することができました。
さらに、『Cafe The World』さんのコーヒーとお茶菓子付きでした。
花材もたっぷりで薔薇が贅沢に使えて、これだけのイベントに参加できてお値段もリーズナブル。Mickey先生のワークショップはお得で満足度が高いので、リピーターが多いことにも納得です。
・Cafe The World (Twitter)
それでは、ざっくりとですがアレンジメントの工程をご紹介します。
こちらがアレンジメントに使用した花材。なんて美しく可愛らしい薔薇!そしてこのボリューム!
まずメインの大きな薔薇3本の場所を決めていきます。
ここで全体的なイメージ(どのように仕上げたいか)を膨らませます。ここで決めた薔薇の位置でその後アレンジが決まるので、簡単そうですが実は重要なポイントです。
次に、小さめの薔薇以外の花材を挿していきます。緑の丸い花はビバーナムスノーボールと言います。白い花が咲くそうです。紫の花はアリウムです。
こちらはスペアミント。ものすごく良い香りで気分がリラックスできました。このようにミント(ハーブ)をアレンジメントに加えるなんて新しい発想ですよね。
ミントというとモヒートなどの飲み物に使われたり、ペパーミントがデザートの上におしゃれに飾られたり、といった印象がありますが、ミントには虫除け効果もあるので機能性を担ったフラワーアレンジメントになります。
(残念ながら、ミントはドライにならないのでスワッグには不向きです。)
私と右隣の方だけずっと立ったまま作業しておりました。笑。座っていると全体が見えない気がして落ち着かないもので…でも真剣です。
にょろにょろっとしたツル系のフウセンカズラでしょうか?ツルがあると一気にワンダーランド感が出ますよね。迷い込んでしまいそうでワクワクします。
色はピンクと紫と緑の3種しかないのに、緑の花材にそれぞれ個性があるので、実際よりもたくさんの種類を使用しているように見えます。ビバーナムスノーボールの花が開くとさらに白が加わるので、また違った印象になると思います。
時間の経過とともに変化するアレンジメント。花の知識があってこその花材チョイスだと思いました。
全体でバランスを整えようと必死だった自分に、先生からのアドバイスでメインの薔薇の位置を変更しました。
アドバイスによって、2面に分けて前後でそれぞれ違う表情を作り、どちらがメインになっても見栄えがするように仕上げることができました。自画自賛ですが、とても可愛いと思います。
アレンジメントが出来上がると、参加された皆さんの作品を一堂に並べて、恒例の写真撮影会が行われました。すみませ〜ん、私のどれですか?ど真ん中かな?
先生が一眼レフを使って写真を撮ってくださいます(写真撮影がご趣味なのだそうです)。
揃うとまた一段と綺麗ですね。お天気もロケーションも最高で、ほんとに素敵なギャラリーでした。
・ギャラリー&レンタルスペース 林檎の木 (ウェブサイト)
さて、お次はネームタグ作りです。
まずはイタリアンレザーの切れはしで練習をしてみます。ハンマーで文字盤をレザーに打ちつけるのだそうです。
「打刻印」と呼ばれる金属の棒のような工具と、樹脂製の版(写真を撮り忘れました。すみません)の2種類を使用して名前を打ちつけていきます。
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- BENECREAT 36本アルファベットとアラビア数字刻印セット
たっぷり水を含ませた状態のレザーに、「打刻印」を上からハンマーでたたいて跡をつけていきます。
最初は恐る恐るなので圧が全く足りなかったのですが、思いきり5発くらいゴンゴーン!!!!!と打つと良い感じに深く跡がつきました。
こちらが本番のレザーで、迷いなくどんどん文字を打っていった結果…文字の位置がバラバラですね。これもハンドメイドということでおゆるしくださいお母さん。
一番右側の鳥だけは樹脂版を使用しています。可愛いでしょ?
最終的に仕上がったネームタグがコチラです。私は画像のように2つ折にして紐を通して完成。
先生がその場で、お母さん宛てに梱包・発送の手配までしてくださいました。気温が高かったのでお花が心配でしたが、後日、母から「とっても綺麗よ〜お花も元気よ〜」という嬉しい報告をもらいました。
終わってひと息つき、『Cafe The World』さんのコーヒーとお茶菓子をいただきました。
フワラーアレンジメントのワークショップなので、お花の形でクッキーを作ってくださったそうです。
可愛いくて美味しい!
私も一緒に参加された皆さんも、日々の忙しさからの開放感で満たされた3時間でした。
聞いてるだけで目が回りそうなハードワーカーさんも「やっぱり来て良かった〜」とおっしゃっていました。自分も参加して本当に良かったワークショップでした。